2009/10/26

Microsoft .NET Framework 開発ガイド ブック

なかなかいいページが最近出たので、ご紹介。

Microsoft .NET Framework 開発ガイド ブック

「開発ガイドブック」とあるけど、内容はアセンブリの仕組みやバージョン管理、CASとかGACとかGCとかClickOnceとかSide-by-Sideの仕組みについてとても分かりやすく書いています。

このあたりの.NETの基礎を理解していると、「SharePointに新しいDLLを配置したときにIISのアプリケーションプールを再起動する必要がある理由」とか、「VSTO&SharePointでClickOnce配置でハマった時の調査のしかた」とかがわかり、いざという時に非常に役に立ちます。

是非一読しましょう!!

2009/10/01

高橋 忍のブログ : Windows Live Writer の表示フォント

今頃、IEのツールバーで「このコンテンツを引用」を選択するとWindows Live Writerに引用できることがわかりました(^^;;

さて、どのネタで「このコンテンツを品用」を紹介しようかと思って適当に検索かけたらいい感じのネタがあったのでついでに(失礼!)紹介

高橋 忍のブログ : Windows Live Writer の表示フォント

Windows Live Writerは使いこむと味がでてきていいですね~♪

Team Fundataion Serverの価格

TFSって実はクライアントが20台を超えるとVSSより安くなるんですね

一歩先を行くソースコード管理

先入観でTFSは高いと思い続けてました。ちゃんと調べなきゃですね(汗)。反省反省・・・。

2009/09/18

VSeWSS 1.3 CTPのインストール

現在Windows Server 2008 R2にてMOSS開発環境を作成しています。
Windows Server 2008 R2は64bitしかありませんが、現在でているVSeWSS 1.2は64bit未対応なので、英語版ですが64bitに対応しているVSeWSS 1.3 CTPをインストールしてみました。

Visual Studio2008 SP1(日本語)を使用すると、言語が異なるため新しいプロジェクトを作成するときにVSeWSSのプロジェクトテンプレートが表示されないので、以下の処理が必要となります。

  1. C:\Program Files (x86)\Microsoft Visual Studio 9.0\Common7\IDE\ProjectTemplates\CSharp\SharePoint\1033の全ファイルを、C:\Program Files (x86)\Microsoft Visual Studio 9.0\Common7\IDE\ProjectTemplates\CSharp\SharePoint\1041にコピー(コピー先のフォルダー「1041」は自分で作りましょう)
  2. Visual Studio 2008 コマンドプロンプトを起動し、「devenv.exe /InstallVSTemplates」を実行する。

これで無事VSeWSSのプロジェクトテンプレートが表示されました。

VSeWSSプロジェクトテンプレート

めでたしめでたしっと(^^)

2009/09/17

Windows Server 2008 R2にMOSSをインストールする手順

Windows Server 2008 R2はMOSS SP2以降がインストールできますが、SP2を含んだインストールパッケージは現時点ではありません。
よって自分でSP2を含んだインストールパッケージを作成する必要があります。

ソフトウェア更新プログラムを含むインストール ソースを作成する (Office SharePoint Server 2007)

↑の通りにやればできましたが、個人的に迷った部分も少しありました。よって私が実施したインストール手順を記述しておきます。

事前に準備しておくもの

  • Windows SharePoint Services 3.0
  • Office SharePoint Server 2007
  • Windows SharePoint Services 3.0 Service Pack 2
  • Office SharePoint Server 2007 Service Pack 2

※SP2にはSP1の内容も含まれているため、SP1そのものは不要です
※MOSS SP2をインストールする前に、WSS 3.0 SP2のインストールが必要です。

以下フォルダーを作成

  • C:\WSS
  • C:\WSS\Updates
  • C:\MOSS

(C:\MOSS\Updatesは不要です)

以下、青字が実行コマンドになります。

WSS3.0のファイルをC:\WSSに展開
SharePoint.exe /extract:c:\WSS

WSS3.0 SP2のファイルをc:\WSS\Updatesに展開
wssv3sp2-kb953338-x64-fullfile-ja-jp.exe /extract:c:\WSS\Updates

MOSSのファイルをc:\MOSSに展開
MOSS DVDの中身のファイルを全てc:\MOSSにコピー

MOSS SP2のファイルをc:\MOSS\x64\Updatesに展開
officeserver2007sp2-kb953334-x64-fullfile-ja-jp.exe /extract:c:\MOSS\x64\Updates

これでSP2も同時にインストールできる準備ができました。
あとはC:\WSS\setup、C:\MOSS\setupを実行してWSS3.0 with SP2とMOSS with SP2をインストールしてください。

2009/09/14

Windows Live WriterでのEnterキー

今気がついたのですが、Windows Live Writer使っている時

  • 文の最後に「Enter」押下 → 次の段落(<p>タグ)
  • 分の最後に「Shift + Enter」押下 → 改行(<br />タグ)

Wordと一緒ですね。

VistaやWindows Server 2008でのSysprep

メモです。

Sysprepの場所
c:\windows\system32\sysprep\sysprep.exe

コマンド
sysprep -generalize -oobe –shutdown

ゲストOSの場合、シャットダウンしたくても再起動してしまうときがあるけど、これならば大丈夫らしいです。

元ネタ:Sysprep が簡単になりましたね。

2009/09/01

InfoPathでコントロールのドラッグ&ドロップができない

タイトルの現象でハマりました。

正確には、既に配置しているドロップダウンリストを別の場所(例えば表の別のセルとか)に移そうとしても、コントロールが消えてしまいます。

 

で・・・コントロールの種類をドロップダウンリストからテキストボックスに変更するとうまく動きました(汗)

・・・いいんかなw

Windows Live Writer

Windows Live Writerで書いてみました。

どれどれ?

2009/06/26

エンジニアライフ時事争論:ぼくらのオフィス攻略術

エンジニアライフ時事争論:ぼくらのオフィス攻略術

私も環境にとてもこだわるから楽しく読んじゃいました。
ちなみに私のポリシーは、

 ①机の上になるべく物を置かない(5S)
 ②↑よって机の上の作業スペースを広くとる
 ③パーティションは不要

コミュニケーションが活発でないと品質・生産性は低いと信じるので、そうなってしまいますね。
とはいえ客先常駐のワークスタイルなので、②③は必ずしも実現しないかも。
というわけで、せめて自分のPCだけでも、

 ①デスクトップはゴミ箱だけ
 ②ファイルもメールも徹底的に整理整頓!

を徹底的に行っています。
なにかファイルを開きたければ、ランチャーを徹底活用すればいいのです。
これだけでも生産性と作業精度はめちゃくちゃ上がった・・・と信じています(笑)

InfoQ: マイクロソフト製OracleClientが非推奨に

InfoQ: マイクロソフト製OracleClientが非推奨に

まあ、たしかにOracle使うときはOracleClientを使わずいつもODP.NET使っていましたしね(^^;;
使われないOracleClientの開発に力を注がないのはいいんじゃないでしょうか。

2009/06/04

SharePointのドキュメントライブラリでエクスプローラービューが見えない場合の対処法

SharePointのドキュメントライブラリでエクスプローラービューが使えない場合は、
「WebClient」サービスが動作しているか確認しましょう。これが止まっていると使えません。

WebClientとは、なんかWebDAV関係のサービスだそうです。(てきとーですいません(^^;)

2009/05/18

2009/04/10

[Outlook]宛先補完機能

これも意外と知られていないようですね。
メールの「To」「CC」等の欄で、人の名前等を途中まで入力して「Ctrl + K」を押すと、メールアドレスが補完されます。

例えば「山田太郎」さんのメールアドレスが「taro.yamada@hoge.com」、名前が「Taro Yamada」で登録されている場合でも、
「To」欄で「yamada」と入力して「Ctrl + K」を押すと補完してくれます。
いちいちファーストネーム覚えなくていいので便利ですね(^^)

[Outlook]メールをそのまま予定表に入れる

たいしたことないネタと思っていたけど、意外と知らない人が多いみたいなので書きました。

Outlookのメールを、左側のナビゲーションウィンドウ内のウィンドウ切り替えボタン「予定表」にドラッグ&ドロップしてみましょう。
そのまま予定表へ登録できて便利ですよ。

2009/03/29

セッションレポート「SharePoint Developers Forum ~VSTOとSharePointによる開発技術~」

3/13に下記フォーラムに参加したので、いまさがながらそのレポートです。

SharePoint Developers Forum ~VSTOとSharePointによる開発技術~http://www.microsoft.com/japan/isv/innovateon/2007office/communityevent.mspx

想像以上にすばらしいフォーラムでした。
書籍の内容に留まらず、関連する情報をいろいろ提供していただきました。
個人的には自分の所属している会社はいろんなプロジェクトの経験からMOSSのナレッジがかなり溜まっていますが、世の中はもっと先を行っており、慢心している場合ではないとの危機感を強めました。

全体的には笑いあり、ユーモアあり、コントあり(笑い)ととても和やかなセッション運びでしたが、
内容はとてもすばらしく、うちの社員をもっと強引に連れてくればよかったと後悔しました。
懇親会も和やかに行われ、私などがスピーカーの皆様とも談笑したりととても有意義な時間を過ごせました。

次回のフォーラムSharePoint Developers Forum 第二弾「Excel 2007 と SharePoint Server 2007 によるデータ連携」(4 月 9 日開催) も楽しみにしています♪


以下、各セッションのコメントです。
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『Office systemでここまでできる!アプリケーションプラットフォームとしてのOffice活用』

【講師】
マイクロソフト株式会社 インフォメーションワーカービジネス本部 西岡 真樹 氏

【内容】
OBA全体に関するサマリをデモを用いて説明していました。
VSTOでカスタマイズしたOfficeアプリケーションをフロントエンドとして
業務ワークフローを実現させたり、
ユニファイドコミュニケーションと連携させたりと、
わりとよく知られた一般的なデモを紹介していました。

その中で印象的だったのが、
MOSSのWebパーツ上でDynamic CRM上のリストを表示し、
アイテムをクリックするとDynamic CRMのウィンドウが立ち上がる場面がありました。
OBAの一環として、CRM連携のソリューションがいろいろ考えられるような気がしました。

また、infragisticのコンポーネントを紹介していただきましたが、
以前私か所属していたプロジェクトでカスタム作成した機能もいくつかありました。
今なら絶対これ使うなぁ・・・。

【感想】
Dynamic CRMと同じ仕組みで、Dynamic AXとも連携できれば面白いなぁ(要検証)
また、後述するShapoint XML Webサービスと組み合わせると、
MOSS画面を立ち上げずにCRMやAXのワークフローを実現できればと思いました。
infragisticのコンポーネントは非常に充実していたので、機能検証する価値があると感じました。


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
『SharePoint でおこなう、エンタープライズ検索ポータルの構築』

【講師】
マイクロソフト株式会社 デベロッパー&プラットフォーム統括本部 松崎 剛 氏

【内容】
MOSSの検索機能に的を絞った内容でした。
前半は書籍に書いている内容をデモを交えて簡単に復習し、
後半に関連技術の紹介をしていただきました。

印象に残ったのは検索結果のチューニングで、
MOSSの検索はデフォルトの状態だと検索結果の精度はあまりよくありませんが、
拡張子やURLの深さ等でランキングを設定することのより
かなり検索結果の精度を高くしていました。

FASTのデモでは、検索結果一覧のファイルをポイントするだけで
MOSS上にSilverlightでファイルの内容をプレビューする機能を実演していました。
これは使えそう。


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
『Office開発のススメ ~クライアントからS+Sの世界へ~』

【講師】
マイクロソフト株式会社 デベロッパー&プラットフォーム統括本部 小髙 太郎 氏
株式会社クリエ・イルミネート 小山 才喜 氏

【内容】
前半は小高さんが担当です。
Open XMLの観点でWord 2007のファイル構造の説明をし、
Open XMLを取り扱うAPIを紹介していただきました。
Open XMLのAPIは個人的に大変興味を持っているので、とても面白く見させていただきました。

後半は小山さんが担当です。
ジョルダンが提供している乗換案内のWebサービスを利用し、
VSTOで作成したWord上で経費精算の申請書を作成しました。
ビジネスモデルについて熱心に説明していただき、とても参考になりました。

【感想】
セッション終了後の懇親会で、スピーカーお二人と楽しくお話させていただきました。
お二人ともとても気さくなかたで、私の感じていることや今後ブログに掲載していただきたい内容等、
お聞きくださりとても楽しかったです。
またお会いできる日を楽しみにしてます(^^)
いろんな意味でとてもすばらしい一日だと感じました。


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『VSeWSS で実現する SharePoint のビジュアル開発』

【講師】
マイクロソフト ディベロップメント株式会社 オフィスサーバー開発統括部 小松 真也 氏

【内容】
前半は書籍の内容に沿ってVSeWSSを使用した効率的な開発を紹介しました。
後半はオリジナルの内容で、SharePointのXML Webサービスを利用したガジェットのデモでした。
SharePoint上のGroupBoradにあるタイムカードで出社と退社をガジェット上から打刻したり、
ガジェットでSharePointの当該リストを表示したりリストへ移動したりといった内容でした。

【感想】
承認ワークフローで、承認アイテム一覧をガジェットやOutlookで表示できれば、
承認者はメールに埋もれずにスマートなワークフローが実現できると思います。
またWordやExcelでファイルの新規作成時にテンプレートを選択し、
そのファイルを自動的に該当リストに保存できるような機能が実現できれば面白いと思います。
バックエンドはMOSSの機能を使用しつつ、
MOSS画面を全く立ち上げないで業務ワークフローを実現できれば
とてもいいソリューションになるのではないでしょうか。
・・・などといろんなアイディアが思いつくほど大変すばらしい内容でした。

最近、今頃Tech Daysの各セッション内容をチェックしていますが、
もうすっかりVisual Stusio 1010とWindows 7、VSTOの虜ですw
アーキテクトを志向しているので、OsloやEntity Framework vNextと組み合わせたい・・・
Silverlight 3も出たし、勉強することが多すぎて忙しいな~(汗)


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
『SharePoint Server 2007上に構築するOBAソリューション』

【講師】
オフィスアイ株式会社 山崎 愛 氏

【内容】
主にMOSSでカスタマイズする際の注意点を紹介していました。
やや細かい話が多かったのですが、愛さん(勝手にファーストネームで呼んでますがw)の経験に基づいた生きたフィードバックであることが感じられました
。MOSSプロジェクトって、ほんと細かいところで悩むんですよねぇ。大変だったなぁ・・・(しみじみ)

Windows 7のタスクバーアイコンから直接新規Windowで起動

下記ブログで知りましたが、たぶん知っている人ほとんどいないだろうと思い、寄稿します

高橋 忍のブログ : Windows7 で中ボタン

Windows 7のタスクバーアイコン上で、左でも右でもなく「中クリック」をすると新しいウインドウで起動します。
IEやエクスプローラー使っているときに重宝しますね(^^)

2009/03/25

無償のASP.NET MVC eBookチュートリアル - @IT

ASP.NET MVCについて書かれているPDFがダウンロードできます。

無償のASP.NET MVC eBookチュートリアル - @IT

チュートリアル形式で書かれていますので、まずこれを見ながらサンプルを作ってみて
雰囲気を感じればよさそうですね。

2009/03/23

Hyper-VのゲストOSにリモートデスクトップ接続設定する際の注意点

Hyper-Vの管理コンソールを使用してゲストOSに接続すると、
 ・ワイド画面に対応していない
 ・音が出ない
という現象となります。
リモートデスクトップで接続すると上記の現象は解消されるので、
ゲストOSがWindows 7とか使っている場合はリモートデスクトップ接続がオススメです。

んで、設定でハマったこと。
ゲストOSのファイヤーウォールの設定でリモートデスクトップ接続を許可するときに、
内部ネットワークだけでなく外部ネットワークにも許可する必要があります。
私は外部ネットワークに許可は不要と思ってしまい、おかげでかなりハマってしまっいました(汗)